本ページ内で紹介する商品またはサービスを購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

バビロンの大富豪から学べ!お金持ちになるための5つの法則

「どうしたらお金持ちになれるんだろう…⁈」

「お金に縛られることなく自由に生きたい!」

お金と時間に余裕がある自由な生き方、誰もがあこがれますよね。お金持ちになるには、何をすればいいのでしょうか。

今回のテーマは、『お金持ちになるための5つの法則』。金融の起源と言われる古代バビロニアから伝わる『お金の知恵』を学びましょう。

参考書籍

1926年にアメリカで出版された『The Richest Man in Babylon(バビロンの大富豪)』のマンガ版。

本書は、約100年もの間、世界中で読み継がれているお金の名著です。

ジョージ・S・クレイソン (著), 坂野旭 (イラスト), 大橋弘祐 (その他)

お金持ち=お金の増やし方を知っている人

あなたは『お金持ち』と聞くと、どんな人をイメージしますか?

例えば、宝くじで1億円が当たった人がいたとします。その人は、お金持ちでしょうか?

家や車を買ったり、美味しいものを食べたり飲んだり。大金を手にしたところで、何も考えずに使ってしまえば、お金はあっという間に消えてなくなってしまうでしょう。そうなれば、もはやお金持ちとは言えません。

バビロンの大富豪は、お金持ちをこのように定義しています。

お金持ちとは、お金をたくさん持っている者のことではない。
お金の増やし方を知っている者のことだ。

だとしたら、今はお金持ちじゃなくても、お金の増やし方を知り、その通りに行動すれば誰だってお金持ちになれる可能性があるのです。

まずは、バビロンの大富豪が唱える『お金持ちになるための法則』を知ることから始めましょう。

お金持ちになるための5つの法則

本書では『黄金に愛される7つ道具』として書かれているものを、今回は5つに絞って紹介します。

① 収入の1/10を貯金せよ

まず最初の法則は、『収入の1/10を貯金せよ』です。月収が20万円なら2万円、40万円なら4万円を貯金にまわすということです。

一般的な大卒サラリーマンの生涯年収は、約3億円というのはよく聞きますよね。もし収入の1/10を貯金にまわせば、リタイアするときまでに3千万円が貯まることになります。

夫婦共働きの場合、2人でこの『1/10ルール』を守ることができれば、さらに余裕ができます。

でも銀行にお金を預けているだけでは、お金はまったくと言っていいほど増えません。法則①は、『法則③ 貯めたお金に働かせよ』につながります。

② 欲望に優先順位をつけよ

「新築の広い家に住みたい」「もっといい車に乗りたい」「ブランドものが欲しい」・・・あれもこれも、もっともっと。こうなったらキリがないですよね。

バビロンの大富豪は、こう言います。

人間の欲望というものは、どれだけお金を使おうがあふれ出てくるものだ。

いくら収入が増えたとしても、それだけ支出が増えれば、いつまで経ってもお金は貯まりません。

優先順位の低い欲望は切り捨てよ

お金が足りなくなるのは、必ずしも必要のないものまで欲しがったり、買ったりしているから。

なので、まずは欲しいものをリストアップして優先順位をつけます。そして、優先順位の低いものはスパッと切り捨てましょう。

それらを我慢したところで、結局生活は何も変わりません。

「別に贅沢してるわけじゃないのに、なぜだかお金が貯まらない…。」

このような場合は、毎月の支出の見直しが必要かもしれません。具体的には下記のような支出の見直しです。

  • 生命保険・医療保険を見直す
  • スマホを格安SIMにする
  • 電力会社を見直す
  • ムダな飲み会には参加しない
  • 酒・たばこ代を減らす(やめる)
  • パチンコ・パチスロ代を減らす(やめる)

③ 貯めたお金に働かせよ

法則①は、『収入の1/10を貯金せよ』でしたね。でもこのお金をただ寝かせておくだけでは、お金持ちにはなれません。

なぜなら、『お金持ちとは、お金の増やし方を知っているもの』だからです。増やすことができなければ、いずれは使い果たしてしまいます。

法則③は、『貯めたお金に働かせよ』。『お金に働かせよ』とは、つまり『投資をしなさい』ということです。

株はギャンブルではない

投資と聞いてまず最初に思い浮かべるのは、『株』ですよね。不動産、FX、金などもありますが、それらは素人にはちょっとハードルが高いです。

なぜなら、不動産、FX、金の価格はおもに『需要と供給』で成り立つからです。欲しい人が多ければ価格が上がり、少なければ価格は下がります。上に行くか下に行くか、予想するのが難しいです。

株はそれとは少し性質が違います。会社は利益を上げ、成長していくために日々がんばっています。会社が成長すれば株価は上がりますよね。そして株価が上がれば、会社の価値が上がります。

つまり、株とは成長が前提となっているものということです。

「株ってギャンブルみたいなもんでしょ?」って思う方もいるかもしれません。でも株は宝くじのように『完全に運まかせ』というものではありません。

NISA(ニーサ)を活用しよう

少額投資非課税制度(NISA・つみたてNISA)は知っていますか?

通常、株を売って得た利益に対しては、約20%の税金がかかります。NISAは、その20%の税金がかからなくなる制度です。

「NISAって聞いたことあるけど、よくわからない。」という方は、こちらをご覧ください。

つみたてNISA(ニーサ)とは?どうやってはじめるの?わかりやすく解説

④ 危険や敵からお金を守れ

法則④は、『危険や敵からお金を守れ』。

「必ず儲かる投資がありますよ。」「誰でも簡単に○○万円稼げます。」・・・世の中には、あやしい儲け話があふれていますよね。

でも、『必ず』とか『簡単に』儲かる事業なんてあるわけがありません。

「この話、ちょっとあやしいなぁ」と思ったときは、バビロンの大富豪の助言を思い出してください。

自分が理解していないことに投資をしてしまう者からは、お金は離れていくだろう。

自分では理解できない儲け話には決して乗らないことです。

⑤ 今日から未来の生活に備えよ

『収入の1/10を貯金し、投資にまわす。残った9/10で生活し、必要のないものは切り捨てる。』

このシンプルな法則を20歳のときから実践するのと、40歳になってから実践するのでは、将来のリターンに大きな差が出ますよね。

法則⑤は、『今日から未来の生活に備えよ』です。

バビロンの大富豪は、こう言っています。

大富豪と貧乏人の間には、見えない壁がある。

その壁とは・・・

動いた者とそうでない者を分かつ壁だ。

参考書籍

『黄金に愛される7つ道具』と『「お金」と「幸せ」を生み出す5つの黄金法則』。

紀元前から変わらない、富と幸福をもたらす『人類不変の知恵』がここに。資産を増やし、お金に縛られず自由な人生を送るための方法を教えてくれます。

ジョージ・S・クレイソン (著), 坂野旭 (イラスト), 大橋弘祐 (その他)