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なぜあの人のまわりには人が集まってくるの⁈好かれる人の3つの特徴

あなたのまわりにこんな人はいませんか?

  • いつも話の中心にいる人
  • みんなから頼りにされている人
  • 自然とまわりが助けてくれる人
  • 一緒にいると前向きになれる人

「なぜあの人のまわりにはいつも人が集まってくるんだろう?」「自分もそんな存在になれたらいいのに。」

今回のテーマは「好かれる人の3つの特徴」です。

参考書籍はこちらです☟

欲を満たしたいという感情が人を動かす

人は自分の欲求を満たしてくれる場所を求めて動くもの。

「こんな気持ちになりたい」という、自分が求めている感情を得られる場所に行こうとしたり、その感情を得られる人のもとに集まったりするのだといいます。

人が満たしたい2つの欲求

人は他者とのコミュニケーションの中で、ある2つの欲求を満たしたいと感じているといいます。

その欲求とは、

  • 安心感を得たい
  • 自己重要感を得たい

というもの。

安心感を得たい

人間がはるか昔からずっと追い求めてきたもの、それが「安心感」だといいます。

とはいえ、外敵からいつ襲われるかとビクビクしていた原始時代と、衣食住すべてが整った現代とでは状況が大きく異なりますよね。

では現代において、人が求める安心感とはなにか。それは精神的な安心感、つまり「心の安心感」です。

  • この人といると安心する
  • この人と話すと安心する

なんだか一緒にいるだけで安心する人っていますよね。このように心の安心感を与えることができる人のところに、人は集まってくるのだそうです。

自己重要感を得たい

自己重要感とは、「自分は価値ある存在だ」と実感したい欲求のこと。

人から「ありがとう」と感謝されるとうれしいですよね。それは、「自分がしたことで相手が喜んでくれた=自分は価値ある存在だ」と自己重要感が満たされるから。

  • 自分は感謝されている
  • 自分に注目してもらえている
  • 自分は頼りにされている

人はこのように「自分のことを大切にしてくれている」と感じたときに、自己重要感が満たされるのだといいます。

逆に、「自分のことを大切に扱われていない」と感じると、自己重要感は傷つけられ、反発や対抗心などが生まれてしまいます。

好かれる人の3つの特徴

人は『安心感』と『自己重要感』を満たしてくれる場所を求めて動く。

だからこそ、この2つの欲求を満たしてくれる人のまわりには自然と人が集まってくる、というわけです。では、そんな好かれる人たちにはどんな特徴があるのでしょうか。

本書の中では、多くの例が紹介されていますが、今回はその中から3つの主な特徴を紹介します。

  • 絶対に否定をしない
  • 聞く姿勢に気を配る
  • 感情表現が豊かな反応をする

絶対に否定をしない

あなたが相手になにか相談したとき、もしこんな反応が返ってきたら?!

  • 「いや、それは違うでしょ」
  • 「それはムリでしょ」
  • 「そんなのありえない」
  • 「だからダメなんだよ」

こう言われたら、なんだか傷つきますよね。

人は皆、安心感と自己重要感を求めるもの。このように否定されると、安心感が失われるどころか、自分自身を否定されたように感じ、自己重要感も損なわれてしまいます。

人間の記憶は、強い感情が伴ったとき、記憶されやすいのだといいます。それが自分にとって重要な出来事と判断するからです。

誰かに否定されると、そこには負の強い感情が伴います。脳が「この人は私のことを否定する人だ」と記憶したら、また傷つくのを恐れ、その人を無意識に避けるようになるといいます。

なので、もしあなたが誰かに相談されたり、アドバイスを求められたとき、相手を否定するような発言をすると、もう誰もあなたに相談したり、アドバイスを求めたりしなくなってしまうのです。

最後まで話を聞く

「否定をしないこと」と同時に、相手に安心感を与えるうえで大切なことが「最後まで話を聞くこと」です。

会話をしていて自分とは違う考えや意見を聞くと、ついつい口をはさみたくなってしまいますよね。でも、そこをグッとこらえて最後まで相手の話を聞くこと。

人は自分の考えていることを全て吐き出さないと、新しい考えを納得して受け入れることができないのだそうです。

まずは相手のことを理解する姿勢を示して、相手に安心感を与える。そうすることで、相手はこちらの意見に耳を傾けるようになるのだといいます。

聞く姿勢に気を配る

あなたが話をしているとき、もし相手がこんな態度で聞いていたら?!

  • スマホをいじっている
  • テレビから目を離さない
  • 時計をチラチラ見る
  • 無表情

「この人ホントに話聞いてるのかな?」って思いますよね。場合によっては、ちょっとイラッとすることも。

人の感情は、目に見えるものによって左右されるといいます。つまり、どのような表情や態度を見せるかで、相手の抱く感情が変わるのです。

笑顔が安心感をもたらす

いつも無表情だったり機嫌が悪そうな顔をしている人。そんな人にはなんだかあまり近づきたくないですよね。逆に、いつも機嫌が良さそうでニコニコしていたら、それだけで安心感を覚えます。

自分自身の印象や評価を上げるのに、笑顔の効果は絶大だといいます。笑顔は相手の警戒心を解き、相手に安心感を与えてくれるのです。

目を見て頷きながら聞く

こちらが話しているときに、相手が下を向いてたり、まわりをチラチラ見ていたりしたら「この話に興味がないのかな?」って思ってしまいますよね。

相手の目を見て話を聞くこと。当たり前のように感じるかもしれませんが、日本人は相手の目を見ることが苦手だといいます。

ポイントは、ただ目を見るだけでなく、頷きながら聞くこと。そうすることで、相手は「自分の話をちゃんと聞いてくれている」という認識を持ち、自己重要感が満たされるのだといいます。

感情表現が豊かな反応をする

なにかうれしいことがあって報告をしたとき、あなたならどちらの反応が返ってきたらうれしいですか?

  1. 「へー、そうなんだぁ…。よかったね…。」
  2. 「エーッ!!ホントに?よかったじゃ〜ん!すご〜い!」

もちろん②ですよね。よろこんでくれると思っていたのに、相手の反応が薄かったらちょっとがっかりします。

でも逆に、もし求めていた以上の反応が相手から返ってきたら?

うれしさは何倍にも膨れ上がり、「またなにかいいことがあったら、この人に報告したい!」ってなりますよね。

それは、「相手をよろこばせることができた」と感じることで、自己重要感が満たされるから。

「もっとこの人をよろこばせたい」「もっとこの人を驚かせたい」、そう思ってもらえるような人になれたら自然と人が集まってくる、というのは簡単に想像がつきますよね。

好かれる人の3つの特徴

絶対に否定をしない

聞く姿勢に気を配る

感情表現が豊かな反応をする

参考書籍

本書では、誰でも実践できる「人の心を動かす」方法がたくさん紹介されています。

誰からも好かれる「好意の返報性」をフル活用、価値観の対立を超越する「最強の質問」、どんな相手にも「神対応」できる4つのルール、など。

人間関係で悩んでいる人におすすめしたい一冊です。

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