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行動を4つの領域に分ける!後悔しない時間の使い方【7つの習慣より】

「あー、なんだか毎日ホントに忙しい。いつも時間に追われてる感じ。」

「やることが多すぎてどうしたらいいの?!」

1日ってホントにあっという間に過ぎてしまいますよね。気づいたら1週間が終わっていた・・・なんてことも。

でも、ただ流れに身をまかせて毎日を過ごしていると、人生を振り返ったときに「あ~、もっとこれをやっておけばよかったな~。」ってきっと後悔するはず・・・。

今回のテーマは、「充実した人生をもたらす時間の使い方」です。

参考書籍

スティーブン・R.コヴィー (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳)

人の行動は4つの領域に分けられる

出所:完訳 7つの習慣 人格主義の回復「時間管理のマトリックス」をもとに作成

『7つの習慣 ー 第3の習慣:最優先事項を優先する』によると、人の行動は「4つの領域」に分けられるといいます。

4つの領域は「緊急度」と「重要度」、この2つを基準にして分けられています。

「緊急度」は、すぐにやらなくてはいけないことかどうか。「重要度」は、将来の成功にとって重要なことかどうかです。

緊急かつ重要なこと

② 緊急ではないけど重要なこと

緊急だけど重要ではないこと

④ 緊急でも重要でもないこと

① 緊急かつ重要なこと

この領域には、「今スグやらないとマズいことになる」ようなことが入ります。

例えば、こんなことです。

  • 締め切りのある重要なタスク
  • 顧客からのクレーム対応
  • 大切な人との急な約束
  • 事故や災害への対応
  • 病気やケガの治療

これらのことは、急いでやらないとあとで大変なことになるのがわかっているので、意識しなくてもカラダが勝手に動いているはずです。

でも、これらのことに1日中追われているような生活だと、ストレスがたまり、健康を害したり、人間関係が悪くなってしまうこともあるといいます。

② 緊急ではないけど重要なこと

今スグやらなくてはいけない、ということではないけど、「将来の成功のためにやるべきこと」がこの領域に入ります。

例えば、こんなことです。

  • 健康を維持するための運動や食事、睡眠
  • 仕事で成果を出すための計画
  • スキルアップのための勉強
  • 人間関係づくり
  • 読書

これらのことは、すぐに結果が出るわけではないけど、自分の将来をより良いものにするために大切なことです。

今スグやらなくてはいけないことでもなければ、誰かに強制されてやることでもないですよね。つまり、ここに入ることは自ら意識して行動しなければいけません。

③ 緊急だけど重要ではないこと

自分がやらなくてはいけないこと、というよりは、「誰かに頼まれたことや、急に入ってきた用事」が入ります。

例えば、こんなことです。

  • 重要ではないメールへの返信
  • 中身のないミーティング
  • 急な飲み会のお誘い
  • ムダな書類の作成
  • 急に頼まれた雑用

これらのことはタイムリミットがあるので、一見重要なことのように思えてしまいます。

でも緊急だからといって重要とは限りません。「よくよく考えてみたら、そんなに重要じゃないかも。」なんてことも。

これらのことに多くの時間を使ってしまうと、まわりに振り回されているような気持ちになり、本人は不満がつのる一方です。

④ 緊急でも重要でもないこと

今スグやる必要もなければ、自分の将来のためにもならないようなことがここに入ります。

例えば、こんなことです。

  • なんとなくスマホをいじる
  • ヒマつぶしにゲームをする
  • ダラダラとテレビをみる
  • 人のウワサ話をする
  • 待ち時間

これらのことは、ただ時間をつぶしているだけですよね。貴重な時間をムダにしてしまっています。

ここに注ぐ時間が多ければ多いほど、あとになって「あー、もっとこうしておけばよかった。」と後悔するはずです。

「緊急ではないけど重要なこと」に時間を使う

自分にとって一番大切なことは、①~④のどの領域に入っているでしょうか。

成功を手に入れるために必要なことはすべて、②「緊急ではないけど重要なこと」の中にあります。

でも、今スグやらなくては困るということではないので、多くの人が先延ばしにしてしまうのだそうです。

ついつい、ダラダラとテレビやインターネットをみてしまったり(④)。そうでなくても、締め切りのある仕事(①)や、急な頼まれごと(③)に追われて時間的な余裕がない場合もありますよね。

ほかの領域に使っている時間を減らす

では、②により多くの時間を使うためにはどうすればいいのでしょうか。

それは、「ほかの領域(①③④)に使っている時間を減らす」ことです。

まずは、④「緊急でも重要でもないこと」から。そして次に、③「緊急だけど重要ではないこと」を減らします。

③に関しては、「人に頼まれたり、誘われたりすると断れない・・・。」という人も多いはず。でも、もし何でもかんでもOKしていたら、それらの用事に追われ、自分の時間がなくなってしまいますよね。

なので、それは本当に自分がやるべきことなのか今一度考えてみること。そして、もし答えが「ノー」だとしたら、きっぱりと断ることが重要です。

人の力を借りるのもアリ

時間がなくてどうしても手が回らないときは、「人の力を借りる」という選択肢もあります。

そもそも自分でやるよりも、誰かに任せたほうが上手くいくことってありますよね。

自分でやることに価値があることなら、自分でやったほうがいいかもしれません。でも、人の力を借りたほうが上手くいきそうなことであれば、思い切って任せてみましょう。

まとめ:充実した人生をもたらす時間の使い方

「緊急ではないけど重要なこと」に多くの時間を使う

それ以外の時間を減らす(断ること、人の力を借りることも重要)

参考書籍

今回は、『7つの習慣 ー 第3の習慣:最優先事項を優先する』を参考にしました。

全世界4,000万部、国内240万部を超え、今もたくさんの人たちに読み続けられるベストセラー本『7つの習慣』。「自分を変えたい」「人生を変えたい」と願うすべての人におすすめの1冊です。

マンガ版、キッズ版もあります。

フランクリン・コヴィー・ジャパン (監修)
スティーブン・R.コヴィー (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳)

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