昔から「ケンカをするほど仲がいい」とよく言われますよね。でも、お互い少しくらいはガマンしたほうが長続きしそうな気も・・・。
一体どちらが正解なのでしょうか?!
ある心理学の研究では、長続きするカップルの秘訣が明らかにされています。
「ケンカをするほど仲がいい」は本当だった
アメリカの心理学者ジョン・ゴットマンらは、カップルがケンカをしてしまう境い目となる「ネガティブの閾値(しきいち)」を発表しています。
その研究によると、破局に陥りやすいのは閾値が高いカップル、すなわち「相手への不満をあまり口にしないカップル」ということが分かりました。
お互いにガマンをして心の中にモヤモヤを抱えてしまうよりも、少しでも気になったことを気軽に言い合える関係のほうが長続きしやすいようです。
破局を導く4つの感情
さらにゴットマンは、カップルの破局には4つの感情が大きく関わっていると言います。
それは「批判」「防衛」「はぐらかし」「軽蔑」の4つです。
何でも言い合える仲とはいっても、相手を批判してしまうのは NG ということですね。
4つの感情の中でも、特に重要になってくるのが「軽蔑」なのだとゴットマンは言います。相手に軽蔑の念を抱いてしまうのは、危険信号のサインかもしれません。
参考文献
マンガでわかる! 心理学超入門|ゆうきゆう(監修)・西東社
ストーリーを読みながら、心理テクニックが身につく!ユーモアのあるマンガとわかりやすい説明でていねいに解説!