ニュースがわかる!知っておきたいキーワードの【経済】編です。
キーワードは随時追加・更新されます。


インフラ
インフラストラクチャー(infrastructure)の略。生活や産業を支えている社会基盤のこと。例えば、電気・ガス・水道・道路・鉄道・空港・港湾・ダム・病院・学校・インターネットなどが挙げられる。
インフレ
インフレーションの略。モノやサービスの価格(物価)が上がり続けること。同じ値段で買えるものが少なくなるので、お金の価値は下がることになる。短期間で物価が数倍になることを「ハイパーインフレ」という。
円高・ドル安
ドルに対して円の価値が上がること(例:1ドル100円➜90円)。1ドルのモノを買うのに今まで100円必要だったものが、90円出せば買えてしまうので、円の価値は上がったことになる。
円安・ドル高
ドルに対して円の価値が下がること(例:1ドル100円➜110円)。1ドルのモノを買うのに今まで100円出せば買えていたのに、110円出さなければ買えなくなってしまったので、円の価値は下がったことになる。
キャッシュレス決済
現金以外で支払いを行うこと。キャッシュレス決済には、クレジットカードやデビットカード、電子マネー(Suicaやnanacoなど)、QRコード決済(PayPayなど)など、さまざまな方法がある。
デノミ
デノミネーション(denomination)の略で、通貨単位の切り下げや変更のこと(例:現行10,000円➜新100円にする)。インフレなどで金額の桁数表示が大きくなり過ぎてしまい、経済活動に支障をきたす際の解決手段として実施される。
デフォルト
債務不履行のこと。つまり、会社の経営状態の悪化や、国の財政破綻などにより、借金が返せなくなる状態に陥ること。
デフレ
デフレーションの略。モノやサービスの価格(物価)が下がり続けること。同じ値段で買えるものが多くなるので、お金の価値は上がることになる。物価が下がる➜収入が減る➜モノが売れなる➜さらにデフレが進むという悪循環を「デフレスパイラル」という。
排他的経済水域(EEZ)
漁業活動や天然資源の開発、海洋調査などの権利が沿岸国に認められている水域。沿岸から200海里(約370km)までの範囲内でEEZを設定することができる。EEZは、Exclusive Economic Zoneの略。
フィンテック(FinTech)
Finance(金融)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語。ITを駆使して革新的な金融サービスを生み出すこと。例えば、スマホ決済・仮想通貨・クラウドファンディング・ロボアドバイザーなどがある。
ベーシックインカム
国が国民一人ひとりに対して、一定金額の現金を定期的に支給する制度。日本では「最低所得保障」とも呼ばれる。
マイナス金利(政策)
金融機関が中央銀行に預けているお金の金利をマイナスにすること。中央銀行にお金を預けておくと逆に利息を支払わなければいけなくなる➜中央銀行に預けていたお金を企業や個人への貸し出しに回す➜経済が活性化するというシナリオが期待される。
マネーロンダリング
犯罪によって得たお金を偽造口座や他人の口座を利用して転々とさせ、お金の出どころを分からなくすること。汚れたお金をきれいに洗い流し、正当な手段で得たお金と見せかけることから「Money Laundering(資金洗浄)」といわれる。
CBDC(中央銀行デジタル通貨)
Central Bank Digital Currencyの略。中央銀行が発行するデジタル通貨。ヨーロッパの「デジタル・ユーロ」や、中国の「デジタル人民元」など、世界各国の中央銀行が開発を進めている。日銀も2021年4月に「デジタル円」の実証実験を開始。
GDP
Gross Domestic Productの略で「国内総生産」と呼ばれる。一定期間内に国内で生産されたモノやサービスの合計額。国の経済規模を表す。
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