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Podcastとは?配信方法などポッドキャストのキホンをわかりやすく解説

「ポッドキャストってなに?」「どうやって配信するの?」「誰でも配信できるの?」

世界中で利用者が増え続けているPodcast(ポッドキャスト)。

「ポッドキャスト配信に興味がある」「ポッドキャストを始めてみたいな」という人も増えているのではないでしょうか。

そこで今回は、配信方法などポッドキャストのキホンについてわかりやすく解説します。

ポッドキャストとは?

ポッドキャストは誰でも配信できて、誰でも聴ける無料のインターネットラジオです。

配信された音声は、Apple Podcastなどの専用アプリや、Spotifyなどの音楽配信アプリで聴くことができます。

ポッドキャストを聴けるおもなアプリ

  • Amazon Music(アマゾン・ミュージック)
  • Apple Podcast(アップル・ポッドキャスト)
  • Google Podcasts(グーグル・ポッドキャスト)
  • Spotify(スポティファイ)
  • TuneIn Radio(チューンイン・ラジオ)

世界中でポッドキャストの利用者が拡大

アップル・ポッドキャストのエピソード再生回数は、2014年から2018年までの5年間で7倍以上(70億回➜500億回)にも膨らんでいるそうです。

また、アメリカでは、人口の30%以上が月間でポッドキャストを聴いているというデータも(2019年の時点)。

利用者が増えている背景は?

ポッドキャストの利用者が増えている背景として、一般的に言われているのが、ワイヤレスイヤホンやスマートスピーカーの普及、音声ストリーミングサービスの人気拡大などです。

  • ワイヤレスイヤホン(Apple AirPods、Google Pixel Budsなど)
  • スマートスピーカー(Amazon Echo、Google Nestなど)
  • 音声ストリーミングサービス(Amazon Music、Spotifyなど)

音楽ストリーミングサービス大手のSpotifyが、2015年にポッドキャストに対応。2018年には、グーグルがGoogle Podcastsを開始。

さらに、2020年からAmazon Musicでもポッドキャストが聴けるようになるなど、多くのユーザーを抱える人気アプリが次々とポッドキャストに参入しています。

ポッドキャストによる広告収入が急成長

アメリカでは、ポッドキャスト配信企業の広告収入が、2017年から2020年までの4年間で2.5倍以上(3億ドル➜8億ドル)に成長しているそうです。

利用者が増えれば、ポッドキャストに広告を出す企業が増え、今後も広告収入が拡大していくことが予想されます。

ポッドキャストを配信する方法は?

ポッドキャストを配信するためには、ホスティングサービスと言われる音声配信プラットフォームを利用するのが一般的です。

代表的なものには、Anchor(アンカー)やSoundCloud(サウンドクラウド)などがあります。

ホスティングサービス上で音声ファイルをアップロードすれば、Apple Podcastなどの各プラットフォームに自動配信されます。

また、ポッドキャスト配信に対応している音声配信アプリもあるので、そちらを利用するのもひとつの方法です。

Anchor(アンカー)

完全無料で利用できるポッドキャスト・ホスティングサービス。2019年にSpotifyに買収され、傘下のサービスになりました。

スマホアプリで収録から配信までできるので誰でも気軽に始められます。アメリカでは、広告による収益化もできる仕様になっていますが、日本ではまだ非対応です。

英語表記ですが、シンプルなつくりなので操作はそれほど難しくありません。

*Anchorの使い方については、こちらの記事で紹介しています☟

誰でも簡単にPodcastを配信できる!Anchorの使い方【無料】

SoundCloud(サウンドクラウド)

世界中のアーティストやポッドキャスターが利用する音声配信プラットフォーム。月間1億7500万人以上が利用しているそうです(2019年時点)。

無料プランもありますが、アップロードできるのは合計120分までです。有料プランは、アップロード無制限で月額12USドルから。

こちらも英語表記です。

音声配信アプリ

音声配信アプリのRadiotalk(ラジオトーク)とHimalaya(ヒマラヤ)は、ポッドキャスト配信に対応しています。

アプリ内への配信と同時に、ポッドキャストへも配信できるのでとても便利です。

Radiotalk(ラジオトーク)

https://radiotalk.jp/

2017年にスタートした音声配信アプリ。

アプリひとつでポッドキャストに登録可能で、エピソードを更新すれば自動で配信されます。

Himalaya(ヒマラヤ)

https://www.himalaya.com/jp

中国で6億以上のダウンロード数、月間1億2,000万人以上が利用する巨大音声プラットフォーム『喜馬拉雅(シマラヤ)FM』の日本版。

アプリで収録ができるので、アカウントを作成したらすぐに音声配信を始められます。

ポッドキャストで収益化(マネタイズ)する方法は?

海外では企業や個人にスポンサーになってもらい、ポッドキャスト番組で収益を得ているケースもあるようです。

そのほかのマネタイズ方法としては、ポッドキャストから販売サイトや有料コミュニティに誘導するという手法もあります。

ポッドキャストのユーザーがさらに増えていけば、YouTube広告のように自動で音声広告が挿入されるプラグラムが登場する可能性もありますよね。

参考書籍

「音声配信を始めてみたい」「音声配信ビジネスについてもっと知りたい」という人におすすめの1冊です。

音声ビジネスの特徴やポテンシャル、実際の配信方法やマネタイズ方法について詳しく解説してくれています。

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